Manners & Tools
練習でのマナー及び使用する道具類について
練習時のマナーについて
参加者のみなさんが安全に気持ちよく練習するためのマナーになります。ちょっと小うるさい話になりますが、ぜひとも頭に入れておいてください。
■練習での服装
●総合格闘技の練習は、基本的にはTシャツやラッシュガード類、下は短パンやスパッツなどを履いて練習しています。襟、ジッパー、ボタン、ポケット、フードや金具等のついている服装はケガの元となりますので、使用しないでください。また、対人練習中においてダボダボのトレーナーやシャツ、長ズボンは指が引っかかったりして危険です。なるべくフィットしたものを選びましょう。
●練習会前にはピアスやイヤリングなどの身辺装飾品も危険防止のため外してください。
●練習場(武道館)では靴、靴下を履くことができません。
●格闘技の練習は汗をかきます。特に夏場は清潔感を保つために、練習にはシャツ類は2枚以上は用意し汗を多くかいてきたら必ず着替えましょう。また汗ふき用タオルも必要です。(武道館では有料でシャワーを使用することができます。)
■練習におけるマナー
●爪は怪我のもとですので、ちゃんと切っておきましょう。できれば練習会の前日までに切るようにしてください。
●柔道は、必ず礼に始まり礼に終わりますが、総合格闘技はブラジリアン柔術やレスリングと同様、握手に始まり握手に終わります。打ち込み、スパーリングなど、1対1で練習を行う前と後には、両手で握手、またはお互いグーパンチを当てて挨拶するようにしてください。
練習時に使用する道具類について
●当サークルは、非営利団体のため、必要最小限の経費で運営しています。そのため共用の練習道具も少ないことから、新人さん以外は、できるだけ格闘技グッズを、各自でご用意ください。(道具がないことにより自分自身の練習が制限されてしまいます。)
ただしこれらは消耗品なので、いきなり高価なものを買う必要はありません。また原産国やメーカーも問いません。現在持っているものがあればそのまま使っていただいても結構です。
これから道具を買おうとしている方は、以下を参考にしてください。もしご不明な点があれば、購入する前にそれぞれの練習会でお尋ねください。
グローブ【glove】 総合格闘技用なら手の甲の部分に大きなクッションがついているもので、MMA用と書かれたグローブ、修斗用グローブ、またはパウンドグローブをお願いします。余裕があればボクシング用のグローブやパンチングミットを購入してください。 |
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レガース【leg guard】 空手・修斗オフィシャル用の布製の筒形のやわらかいものをお願いします。キックボクシング用の固いものは寝技には使えません。またマジックテープで留める形のものは寝技のときに外れる恐れがあるため、ハイソックスのように履くタイプがベターです。打撃・総合のスパーリングにおいて、蹴りを用いる場合は必ず使用してください。(よく似ているスタイルのもので、足の親指が覆われているものは、硬い面をつけて競技する空手用です。) |
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膝パッド【knee pad】 打撃練習において、膝蹴りを用いる場合は必ず使用してください。また寝技でタックルをするときに地面に膝をつく人は擦りむきの防止になります。 |
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マウスピース【mouthpiece】 スパーリングを行う時、口の中を切ったり歯が折れたりすることを防ぎます。 安いものからオーダーメイドのものまで、幅広い価格帯がありますが、値段とフィット感は正比例の関係にあると思います。 |
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ファールカップ【foul cup】 局部を守るサポーターの一種ですが、打撃や総合のキツめなスパーリングを行う人は、必ず購入するようにしてください。男子はもちろん、女子も着用することをお勧めします。 |
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バンテージ【vantage】 グローブをはめる際における拳の保護・手首の固定のための道具ですが、軍手やサポーターで代用しても構いません。 |
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ヘッドガード【head guard】 当会の練習は打撃時は力を抜いて行うマス・スパーリングやライト・スパーリングが中心のため、急いで買う必要はありませんが、試合に出る際には必要になる可能性があります。総合格闘技では鼻の上にバーのないタイプのものを使用します。 |
撮影協力:格闘技のプロショップ神戸ISAMI